RO圧力容器のROはReverse Osmosis Membraneの略で、日本語では逆浸透膜と呼ばれています。
富士化工株式会社が製造販売し優れた性能を持っているRO圧力容器に不純物を含んだ水を入れ、圧力をかけることでROフィルターを通り抜けるプロセスで不純物が取り除かれるという仕組みです。
一般的なフィルターを使用して不純物を取り除く場合は、フィルターの精度に依存して取り切れないものが発生したり、一定期間にわたり使用した末には交換しなければなりません。
その一方でROフィルターは水の分子しか通過できない仕組みになっており、圧力に応じてじわじわと浸透しながらよりきめ細かい微粒子までも捉えることが可能で、99%を超える極めて純度の高い水を生成できます。
その圧力は水を流し込む際に生じるものだけで十分な仕組みになっており、コンプレッサーで強い圧力をかけるなど外部の機器が必要無く単独で機能するのも特徴です。
クロスフロー式の場合は生成された純水と不純物が残っている非純水に分けられますが、その両者は決して交わることの無い構造になっており、非純水は別のルートから排出するなどの安全性が確保されているにも関わらず、省スペースで設置できるのも利用シーンを広げています。
富士化工株式会社は、そんなRO圧力容器に定評があり様々な現場で活躍しています。
純度の高い水が欠かせない食品工場や化学工場をはじめ、半導体の工場などで採用実績があります。